製品紹介

技術資料

technical data

工業用抗菌抗ウイルス加工剤「ビオサイド®VAT-1」

「ビオサイドVAT-1」は、抗菌・抗ウイルス性能を一剤で実現した樹脂・塗料用の無機系加工剤です。
銀系加工剤に多い、光による黄変を抑えた独自処方により、製品の外観を大きく損ないません。

特性

  • 樹脂・塗料向けの無機系抗菌・抗ウイルス加工剤。
  • 光による樹脂の変色が少ない非銀系の加工剤です。
  • 低添加量(抗菌0.2%~、抗ウイルス2%~)で効力を発揮します。

抗菌効果

抗菌とは「製品の表面における微生物の増殖を抑制すること」です。微生物が物質表面に付着しても、ある一定の時間しか生育することができない、又はそれ以上増殖できなくすることによって、細菌にとって生育し難い環境にすることを指します。

抗菌試験方法 「JIS Z 2801:2012 抗菌加工製品ー抗菌性試験方法・抗菌効果」

抗菌活性値R=Log10(B/C)
  B:24時間後の薬剤無添加品の菌数   C:24時間後の加工品の菌数
  抗菌効果あり:抗菌活性値 R≧2.0

抗ウイルス効果

医療分野と工業製品分野では抗ウイルス(Antivirus)に対する解釈が異なっており、工業製品分野においては「製品上の特定のウイルス数を減少させること」と一般社団法人抗菌製品技術協議会(SIAA)にて定義されています。

抗ウイルス試験方法 「ISO 21702 プラスチック及び非多孔質表面の抗ウイルス活性の測定方法」

抗ウイルス活性値 R=log10(A/B)
  A:薬剤無添加品のウイルス数  B:加工品のウイルス数
  SIAA基準 抗ウイルス活性値 R≧2.0

樹脂の変色性(耐光性)

<評価方法>
1. PE樹脂に加工剤を6%練り込んだ。
2. キセノン光を100~500時間照射した(SIAA耐光区分1の50倍)。
3. ハンディー測色計にて光照射0hrからの変色度(ΔE)を算出した。

『ビオサイドVAT-1』の特徴まとめ

項目 ビオサイドVAT-1の特徴
有効成分 無機(金属系)
性状 粉末(白色~淡黄色)
毒性 急性経口毒性  LD50 > 2,000mg/kg
抗菌効果 0.2%~
抗ウイルス効果 2.0%~
耐光性 良好(樹脂の変色が少ない)
対象 樹脂(PE、PP、PS、ABS、PVC、TPU など)
塗料(溶剤、UV など)

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